思い出補正と全日本プロレス

こんにちは。こんばんは。



最近、YouTubeのおススメで平成初期頃の全日本プロレスの動画を見かけました。

 

今から30年ぐらい前になります。

 

当時、高校時代そして就職して働き始めて数年ぐらいの間でしたが深夜に放送されていたプロレス中継をよく見ていました。

友達にプロレスファンがいた事と、プロレスのゲーム(ファイアープロレス)が仲間内で流行っていた事がきっかけで少しずつプロレスにハマっていきました。

元々、タイガーマスクや金曜夜のプロレス中継は幼少の頃見てましたが数年の空白を経てまた見るようになっていました。

ジャイアント馬場さんの全日本プロレスアントニオ猪木さんの新日本プロレスが2大メジャープロレス団体でした。

よく、全日派と親日派で友達と揉めていたのは良い思い出です。

 

私は当時、全日本プロレスがとても好きで、馬場さんはもちろんレスラーとして晩年の迎えつつも、まだまだ怪物だったジャンボ鶴田やスタン・ハンセン。そしてこれからピークを迎えつつあった三沢三晴などなど毎週末夜な夜なプロレスを楽しんでいました。

 

最近は、もうほとんど見ていません。

 

どこで、ピークを迎えそして見なくなってしまったのか・・・。

 

四天王時代で最高潮を迎え、鶴田さんが病に倒れ、馬場さん亡くなり・・・。

そして、全日本は・・・。

 

昔は良かったな。

 

おじさんの歳になるとよく言ってしまいがちな言葉です。

 

楽しかった思い出が美化されているせいかなと正直思いますし、当時は娯楽が少なかったからハマれたんだよと言われるかもしれません。

 

動画を見つつ・・・。

 

でも、そんな事もないかなとも思います。

 

確かに、当時はスマホも無くインターネットも普及しておらず情報が空くなかった印象ですが、まだまだテレビも元気で規制も少なく良い悪い様々な情報にあふれていたし、プロレス以外にもサッカーや野球なども人気があり夜の街もまだまだ元気な時代でした。

 

おススメで出てきた試合は、晩年のダイナマイト・キッド&ディビーボーイ・スミス組対ファーナス&クロファット組の試合。

メインに出て来る鶴田や三沢の試合ではなく、当時全日本プロレスに参戦していた中堅外人選手です。

しかし、彼らの試合は当時から実力は確かでハズレがないカードでした。

試合も見入ってしまったのですが、それよりも当時のお客さん達。

本当に試合に入り込んで楽しそう。当時の後楽園ホールはなかなかにチケットが取れなかったと聞きます。

画面の向こうに映る人達は、今の自分と同じぐらいのオジさん達もたくさん見受けられます。

今、自分があんなに楽しめる事ってあるかなと考えると凄く羨ましいく・・・。

 

 

当時見ていたプロレスが思い出補正で面白ったのではなく、やっぱり面白かった

て事が少し救いです。

 

おしまい。