ダム壊しの異名を持つ男

こんにちは。こんばんは。

 

最近の小学校では、友達同士の呼び方で男女問わず「さん」付けで呼び合うらしいと何かのニュースで聞きました。

 

子供達に聞いたら、仲が良い友達などは名前呼び捨てで呼んでるし、呼ばれてると話してると言われました。ただ、あだ名などはあまりないらしとも聞いています。イジメを助長するからかな?

 

自分の小学生時代はあだ名の全盛期?だったのでクラスのほとんどが何らかのあだ名で呼ばれていました。

勿論、シンプルに名前を短くしたものなどがほとんどでしたが、中には些細な失敗からそれをネタにあだ名がつけられる言う残念なこともしばしばありました。かく言う自分も○○と言う(あだ名は内緒)あだ名で呼ばれていました。

自分の場合は名前の漢字の読み方が難しく何故か○○と変に変えられ呼ばれることとなりました。嫌でしたが。

 

あれは忘れもしない4年生の時、当時クラスの友達と休み時間に、学校の校庭の隅で少し高い斜面から水を流し川を作り、その先に土でダムを作るという謎の遊びがはやっていました。

何度もやっているとダムの作り方(土の盛り方)が上手になりダムの貯水量がドンドン増えていきました。大きくなるダムが楽しくて連日時間がある時はダムの制作を楽しんでいました。

そんなある日、新任だったクラスの担任の先生がそのダム作りに混ざってきました。先生でもこんな子供の遊びを一緒にしてくれるんだと嬉しく楽しかった思いがあります。

そんな時、たまたま自分がダムの土を補充しようと土をダムに盛った時、ダムが決壊!?溜まっていた水が流れてしまいました。

毎回、どこまでダムを大きくできるかって所が楽しいので最後はダムが決壊して終了になるいつもの流れで、最後に土を盛った人が負けというゲーム要素もありました。

今回(負ける事は多かったです)たまたま自分が負け(決壊)でしたが、最後に先生が一言、「ダム壊しの○○だな」と言いました。勿論、先生に悪気はなくその場はみんなで一笑いして終わったのですが、次の日からそのダム作りに行くと、「ダム壊しの○○」が来た、あまりダムに触らないで的な事を言われ始めました。

昨日言われた時に、その場では笑っていましたが、内心は悲しく嫌な感情に支配されていました。その後、ダムブームはいつの間にか去り自分の「ダム壊し」の異名は忘れ去られていくのですが・・・。

それ以来、その先生の事は少し苦手になってしまったのと些細な言葉でも相手の捉え方次第では嫌な気持ちや、憎しみを生んでしまうんだなとちょっとだけ精神的に大人になった思い出です。

しかし当時はまだまだ未熟だったので友達にひどい事を言ったりしたこともあったりしたと思います。そして次第に自分が思ってる事をあまり表に出さない性格になってしまった今日この頃です。

誰の目にも触れないブログには少しだけ心の声が出せるので知り合いなどには(家族にも)絶対にバレないように過ごす毎日です。

最近、知ったのですが当時の新任の先生が隣町の小学校の校長先生になってました!?そして自分は親になり。

おじさんになり・・・。

時が過ぎるのって早いものですね。

 

おしまい。